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ヤギを食べずして、沖縄料理を語るなかれ!
こんにちは、中嶋です。沖縄に来て2年目の冬、初めての経験をしました。
仕事関係の方にご招待され、南城市の民家にお邪魔し、ついにヤギ肉を食したのです!
ヒージャー汁として、県外にもその名をとどろかすヤギ。
ガイドブックには、すさまじい臭気を放ち、食べるものを絶望に陥れる、と書かれている、あのヤギ。
そんな、「恐怖の大王」とついに対峙したのです!
結果から言いますと、僕の勝ち、と言ってもいいでしょう。何をもって勝ちなのか分かりませんが、
つまり、ヤギはとっても美味しかったのです。
まず、↑ヤギ刺。ショウガ醤油で食べます。こちらは全然イヤなにおいはしませんでした。
僕の故郷・熊本の名物・馬刺しに、ちょいとだけラム肉のような香りをプラスしたかんじ。
特に皮つきの部分は香ばしく、たいへんおいしゅうございました。
で、問題の汁↑。かなり凶暴な外見をしています。ショウガと塩を入れて食べるそうです。
汁に関しては、会場の約20メートル手前から、先鋭的な匂いを発していたので、
かなり警戒しつつ、かなりの少量を口に運びました。
確かに独特な香りが猛烈なスピードで口の中を駆け回りました。
「うぉっ!」という驚きと、まるでマトンの肉片が固まりで襲いかかってきたような匂いがしました。
後頭部をガツンと襲うすさまじいパンチ力。。。。
でも、これが意外にイヤじゃないんです。「生臭さ」は一切ありません。
あるのはただ、ヤギの匂いのみ。最初に襲いかかる未知の匂いの先に、
確かにほんのわずかな光ではありますが、うっすらと「美味しさ」があるのです。
苦難を超えた先の喜びは、いつでも病みつきになるもの。
だからこそ、「ヤギの話をするだけでよだれが出る」というほどの人もいるのでしょう。
次に食べたのは↑「チーイリチー」。
ヤギの肉などをヤギの血で炒め煮する、というワイルドの限りを尽くした一品です。
こいつも震える手で口に運んだのですが、食べて驚き。
なぜか「上品さ」を感じてしまいました。こっくりとしたコクが口の中に広がるのです。
そして、最後にいただいたのが↑「アヒル汁」。文字通り、アヒルのお汁。
ヒージャー攻撃を受け続けた後なので、まったくクセを感じず、さっぱりといただけました。
鶏肉に近いんだけど、ちょいとカモ寄り、という味わい。咳止めに効果があるそうです。
ヒージャー。最終結論としては美味しかったのですが、僕にとっては珍味の部類。
泡盛のつまみにはぴったりなんだろうなあ、という感想であり、
チビチビつまむようなスピードで食べていましたが、
沖縄の人は恐るべき勢いで食べていたのは驚きでした。
僕がお椀半分食べる間に、彼らは2杯、という速度。
ちなみに、ある人が言うには、エキスがたっぷり出た後のお汁で食べる雑炊が最高、とのこと。
その域に達するのには、しばらくかかるんだろうな~。
それにしても、食べた翌日、なぜかまた食べたくなったのは自分でも驚きでした。

この日は、民家のガレージで、みんなが集まって、ワイワイと楽しそうに、
みんなでヒージャー汁を楽しんでました。そんな場面にご招待いただいたことに、
大いに感謝するとともに、みんなで集まって美味しいものを食べる文化というか習慣に、
感動の思いでいっぱいでした。
とにかく、沖縄に来たら、ぜひヤギをお試しください!
何かしらの思い出になるのは間違いないと思いました。
1月18日(月)




